【マツエクとは?】挑戦!マツエクの世界への入り口【その1】
「マツエク」って、周りがやっていて気になるけど、どんな感じ?
色々種類やメニューがあってどれを選べばいいの?
自分の似合うデザインがわからない…
マツエクのケアってどうすればいいの?
そういった疑問や不安をこの記事を読んでいただければ一発解決!
「マツエク」という目元のおしゃれに挑戦してみましょう!
マツエクとは?
「マツエク」はまつ毛エクステンションの略で、自まつ毛1本ずつにグルー(専用接着剤)で人工のまつげをつける技術です。
美容師の国家資格を所持している人だけが施術をすることができます。
つけまつげみたいに1度つけると毎日とる必要はなく、汗や水に強く、顔を洗っても取れません。
個人差はありますが、基本的には平均3〜4週間程持ちます。
直接皮膚やまぶたにつける訳ではないので、まつ毛が抜けるとマツエクも一緒に抜ける仕組みです。
装着するマツエクの長さや太さ、カール感などお好みで選べるのがほとんどです。
また、つける本数やデザインによって印象も変わってくるので、サロン様のアイリストさんに目元の悩み、理想のお目元などご相談してみてください!
マツエクはこんな人にオススメ!
- まつ毛が短い・量が少ないなどが悩みでボリュームアップしたい方
- 朝のメイク時間を短縮したい方
- まつ毛パーマやマスカラ、ビューラーでまつ毛が傷んでしまった方
- 自然にボリュームアップしたい方
- すっぴんでも目元を際立たせたい方
- マスカラやビューラーを使いたくない方
- スポーツやジム、ヨガでメイクができないけど目力ほしい!方
以上にどれか一つでも当てはまるなら、マツエクがおすすめです。
今まではメイク時間短縮目的でマツエクされる方が多い印象でしたが、マスク社会になった今、目元は第一印象を決める重要ポイント。
マスクで結局は目より下のメイクがよれてしまうし、目元だけでも華やかにしたい。という方もここ数年すごく増えてきました。
まつ毛のメカニズム
まつ毛の毛周期
まつ毛も髪の毛と同じで毛周期があります。
女性の髪の毛で5~7年と言われていますが、まつ毛の毛周期は3週間~4か月と短めです。
毛周期はホルモンバランスやストレス、体調、時期などにより変動します。
まつ毛は1日に5本前後自然に抜け、約0.1~0.18mm伸び、一定の長さになると成長は止まります。
まつ毛の成長が最も活発になるのは22時~2時と言われていて、成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯と同じです。
まつ毛を増やしたい、伸ばしたい方はその時間に美容液を塗って、十分に睡眠をとってみるといいかもしれません。
まつ毛の毛周期サイクル
まつ毛の毛周期には以下のサイクルがあります。
→ 成長初期(生え始め)
↑ ↓
↑ 成長期(伸びる時期)
↑ ↓
↑ 退行期(成長が止まる時期)
↑ ↓
↑ 休止期(抜けてから発毛までの準備期間)
↑ ↓
← 成長初期
松風より引用
3週間~4か月の期間でこのサイクルが繰り返され、まつ毛が生え変わっていきます。
左右で毛周期が違ったりして、やけに片方のまつ毛だけ抜ける、少ない、なんてこともあります…
マツエクのメリット&デメリット
初めて挑戦することに対してメリット・デメリットは気になるところだと思います。
マツエクを思う存分楽しんでいただき、目元のトラブルを避けるためにも、これだけはおさえておきたいポイントを詳しく説明します!
メリット
- ビューラー、マスカラが不要でメイク時間が短縮される
- すっぴんでも華やかな目元でいられる
- つけまつげや、マスカラのように毎日外したり落としたりする必要がない
- つけまつげよりも自然な仕上がりで、ビューラーよりもカールをキープできる
- 汗や涙などの水に濡れても簡単には取れない
- デザインによって手軽に目元の印象を変えられる
- メイク直しの手間も省ける
デメリット
目の周りのトラブルが起こる可能性がある
これは最も注意したいところです。
マツエクを装着する際に使用するグルー(専用接着剤)に対し、まれにアレルギー反応が出て、まぶたが赤く腫れてしまったり、痒み、涙が止まらなくなる場合などがあります。
初めてで不安な方はパッチテストをしたいことをサロン様に伝え、やってもらうと良いでしょう。(ただしその日は施術を受けられません。)
今まで大丈夫でもその日の体調やホルモンバランスの乱れなどでアレルギー反応が出てしまうお客様もごく稀にいらっしゃいます。(マツエクのせいとは限りませんが…)
また、普段のクレンジングや洗顔がうまくできていないと自まつ毛とマツエクの接着部分に汚れが蓄積してしまい「まつ毛ダニ」の原因にもなります。
まつ毛ダニが発生してしまうとまぶたの腫れや痒み、結膜炎やまつ毛の抜けにもつながりますので、お目元を清潔にするよう心がけましょう。
サロンでのお手入れで、目に見えないようなまつ毛の汚れをしっかり落としてくれる「アイシャンプー」というオプションメニューもございます。
※アイシャンプーについては別記事で詳しくご紹介します!
定期的なメンテナンスが必要、その度お金、時間がかかる
マツエクの持ちは大体3~4週間とお伝えしました。
綺麗な状態をキープするのであれば、大体1ヶ月間に1度はサロンへ行き、メンテナンスをする必要があります。
\マツエクのメンテナンスは大きく分けて2パターン/
①リペア(所要時間:1時間前後)
しっかりついているマツエクは残し、取れかけている、伸びているものは取り外して、元の本数に戻すこと。
サロンによりますが、~5,000円程度。
②付け替え(所要時間:1時間~2時間)
一旦残っているものも全部オフ(取り外し)、付け替えること。
つける本数や毛質にもよりますが5,000〜8,000円くらいが相場と言われています。
オフ代がかかる場合もあります。+500〜1000円程度。
つけられる本数や長さ、太さが自まつ毛の状態で左右されることがある
長くて太さのあるマツエクをつけたくても、そのマツエクの重さに耐えられない短さ、細さの自まつ毛だった場合、アイリストさんに負担の少ないマツエクをおすすめされる場合がございます。
花粉症の時期だったり、抜ける時期が重なり、いつもよりまつ毛が少ない状態の時もあります。
それでもつけたいからと言って無理やりつけてしまうと、まつ毛が傷む原因にもなりますので、アイリストさんに判断してもらいましょう。
その時は理想のお目元にはならないかもしれませんが、次回お好きなデザインができるよう美容液などで日々のケアを心がけましょう!
使用する洗顔料やクレンジング、スキンケア、洗顔方法など気を付けなければならない
マツエクのグルー(専用接着剤)は油分に大変弱く、オイルクレンジングや油分が含まれたスキンケアを使用するとマツエクがすぐに取れてしまう場合があります。
最近はドラッグストアで「マツエクOK」と表記されている商品が多くあるので、その中でお好みのものを選ぶと良いでしょう。
どれがいいかわからない方は、値は少し張りますがマツエクサロンで取り扱っているクレンジングを購入することもオススメです。
ずっと使ってきたこだわりの物、敏感肌で他の物を使うのは気が引ける方は、その商品の成分表を見て頂きいただき油分っぽい表記がなければそのまま使ってもらって大丈夫です。
もし油分が含まれてそうなら、できるだけ目元を避けてご使用ください。
また、拭き取りシートタイプの化粧落としはシートの繊維がマツエクと絡まってしまい、引っ張ってまつ毛ごと抜けてしまう可能性もありますので、注意しましょう。
ウォータープルーフマスカラ・アイラインは使わない
基本的にマツエクをつければマスカラなどしなくても十分ボリュームは出ます。
ですが、日が経つにつれ、ボリュームが少なくなってきてマスカラをする場合もあるかと思います。
その場合、ウォータープルーフなどの落ちにくいものは避けるようにしましょう。
落とす際にゴシゴシ擦るため、まつ毛に負担がかかって抜けたり、マツエクのバラつきの原因となります。
お湯で簡単に落とせるマスカラなどを使うようにしましょう。
長くなってしまうので続きは「【マツエクとは?】挑戦!マツエクの世界への入り口【その2】」でご紹介します◎